2016.10.9東洋学園大戦

今シーズンここまで6勝1分と好調な現役チーム。

本日の相手は優勝争いをしていて、前回の対戦でも延長14回引き分けと前半カードで唯一勝てなかった東洋学園大です。試合前のノックでも両チーム大事な一戦ということで緊張感あふれる感じでした。東洋学園大の外野陣はかなり強肩な印象、個々の能力の高さが伺えます。

先発は清水投手、一年生ながら大事な試合の先発を任されて監督の信頼も厚いようです。見るとそれも納得の抜群のコントロール、マウンド度胸も素晴らしく、見ていて頼もしい投手です。

試合は両先発投手の好投で、なかなかチャンスすら作れない息詰まる投手戦。均衡が破れそうなチャンスを最初に迎えたのは7回表東洋学園大、ヒット2本と死球で1アウト満塁となりますが、サードゴロから5-2-3ゲッツー無失点で切り抜けます。

 その裏駿河台大学も清水選手の三塁線を破るツーベースをきっかけにツーアウト2,3塁として代打丹羽くん、かつて四番も打っていた取って置きの代打に期待が集まりましたが、惜しくもライトフライ。

 9回も四番宇田川選手センター前ヒットからツーアウト2,3塁とサヨナラのチャンスを作りますが、松永選手のセーフティバントを落ち着いてさばかれてスリーアウト。

10回からは大車輪の活躍でここまでチームを引っ張る和田投手。

この日は調子が今一つでツーアウト2、3塁のピンチを迎えたところでスイッチ。

ここでマウンドに上がったのが一年生松園投手、この継投も成功してピンチを切り抜けます。両チーム共に決め手を欠き、延長12回終了時点で制限時間の3時間が近付き延長戦も13回までと思われました。

ピンチを招いたものの13回表も0点で切り抜け負けが無くなります。

代打菊池選手がみなぎる気迫で四球で出塁、送りバントの後、代打小久保選手の投ゴロの間にランナー菊池選手が三塁へ好走塁、4番宇田川選手には1アウト3塁では勝負しにくく四球、1死1、3塁で5番サード四年生の清水選手。ここで先日インタビューさせていただいた清水選手の高校時代からの先輩である宮崎君からリラックスしていけというゼスチャーのアドバイス。これが効いたのか見事センターオーバーのヒットでサヨナラ勝ち。

辛くも勝って優勝へまた一歩近づきましたが、東洋学園大柴田投手には13回を一人で投げ切る驚異のスタミナには驚かされました。前回対戦も苦しめられたとのことで、本当に素晴らしい投手ですね。

 観衆も春よりさらに増えてゲーム内容も含めてかなり盛り上がった試合でした。その中には夏の練習会でも見た来年入部予定選手の顔もあり、来年以降もますます楽しみですね。まずはこの秋の昇格目指してこのまま勝ち進んで欲しいですね。